
高分子化学、生体機能関連化学、バイオセンサー
生物無機化学、錯体化学、ペプチド、生体機能関連化学
有機合成化学、生体機能関連化学、機能性色素化学
有機化学、生体機能関連化学、酵素化学、糖鎖工学
ナノ材料化学、無機化学、電気化学
光化学、ナノ複合化学
有機ー無機ハイブリッド材料、自己組織化
物理化学、核酸化学、生体機能関連化学、分子生物学
生体機能関連化学、核酸化学、生物物理化学
生体分子工学、生体機能関連化学、タンパク質・ペプチド工学
幹細胞生物学、免疫学、歯学
発生学、腫瘍学、ガン治療、自然免疫
核酸医薬、RNA工学、遺伝子工学
高分子化学、生体材料学、細胞工学、医科学
分子生物学、腫瘍生物学、生物物理学
がんによる死亡者数が年々増えている理由の一つが、抗がん剤治療で死滅しないがん細胞。私たちは、がん細胞の形や細胞の中にあるさまざまな構造体の形に注目して、抗がん剤治療への耐性の仕組みを明らかにし、がん細胞を死滅させる方法の開発を進めています。これまでの研究で作成した、がん細胞を死滅させることができる薬剤の医療応用をめざし、がんへ送達する技術の開発など、がんの再発を防ぎ、再発した場合でも効果を示す新しい治療法を提案していきます。
ペプチドとは小型のたんぱく質です。たんぱく質はアミラーゼなどの酵素のように、生体内のさまざまな役割を担っています。化学合成でこのペプチドを作製し、人工の化合物なども結合させることで、世界でただ一つのオリジナル機能を持ったペプチドを合成することができます。唾液などの体液から病気の診断をしたり、化粧品や化成品に含まれるアレルギー性物質を検出するなど、社会に役立つ薬や材料、検出装置などの開発につなげています。
私たちの研究室では熱エネルギーを電気エネルギーに変える装置や材料の開発など、エネルギー変換材料やプロセスに関する研究を、環境に優しい材料を使って進めています。将来的には排出ガスを出さない自動車や、極めて長持ちする電池の開発につなげることも意識した、エネルギー問題に貢献できる研究です。教員3名による3つのグループ合同で研究室を運営しているので、分野の異なる専門家の意見を聞くことができる環境も整っています。
食品や化粧品、薬に混ぜる成分の中には、もっと多く溶けると効果が飛躍的に上がるものがあります。しかし、成分が水に溶ける量には限界があり、私たちの研究室では、その限界量を増やす“溶かす技術”を開発することによって、食品や化粧品、医薬品をより良くすることに挑戦しています。2023年1月には、甲南大学発の第1号ベンチャーである株式会社B-Labを設立。研究から製品づくりまでを一貫し、新しいものづくりに取り組んでいます。
3階から6階までのフロアは、各分野ごとの研究ゾーン。最先端の機器とその道の専門家である先生たちと一緒に、幅広く研究に打ち込める環境が整っています。
磁場の中に入れて観測することで、物質の分子構造を解析するための装置です。
電子線を照射することで、ナノサイズの物質のサイズや形状を観察できる顕微鏡です。
生体試料の観察を可能にする先端的な顕微鏡で高解像度の三次元画像を取得できます。
電流と電圧端子を計4つ接続することで、材料の電気伝導率を正確に測定する装置です。
円偏光を照射することで、タンパク質やDNAなどの立体構造を解析できる装置です。
細胞などを緻密に配置・積層し、生体に近い立体的な組織や臓器を造る最先端装置です。