
文学部では学生各自が専門テーマをしっかり学び、卒業研究を仕上げる過程において、考える力・伝える力など社会人に求められるさまざまな能力を身につけることができるので、卒業後は幅広い業界・業種・職種で活躍することが可能です。
※公認心理師資格についてはこちらを参照ください。
※認定心理士/認定心理士(心理調査)資格についてはこちらを参照ください。
私を最も成長させてくれたのは、日本語教室「あおぞら」でのボランティア活動。多様な文化背景をもつ学習者と触れ合う中で、固定観念にとらわれず新しい考え方を受け入れて対応する楽しさを知りました。この気付きが、様々な個性をもつ生徒たちに寄り添う指導に役立っています。また、教員採用試験にむけた勉強では先生や職員の方にきめ細かいサポートをしていただきました。甲南大学だからこそ、教員になるという夢を叶えることができました。
甲南大学では交友関係や教授陣に恵まれ、とても有意義な大学生活でした。当時履修した英語英米文学科での講義は卒業後の私の大切な基盤となり、その後の人生にも大きく影響しました。在学中に経験した交換留学では、語学力を向上させるという目的もありましたが、自分自身がそれまで経験してきた日本の社会や文化を振り返る機会にもなりました。甲南大学から留学した経験は、大学卒業後にさらに大学院留学をし、アメリカの大学へ就職することになった自分の大切な基盤となりました。
甲南大学は、「世界に通用する紳士・淑女たれ」という建学の理念のもと、世界に挑戦する精神を育める場所です。ご支援くださった先生方に背中を押され、卒業後のステージを経済成長著しいインドに決めました。現職では、日印政府などが支援するインド国内外のインフラ事業に携わっています。社会は学びの宝庫で、あらゆる社会現象に独自の疑問を提起する楽しさを本学で教わったことが、一長一短の海外生活に好奇心をもって挑む姿勢、多様性の国インドで柔軟に働くことに役立っていると肌で感じます。
現在は、阪急メンズ東京のシューズ部門で販売と商品のバイイング・イベントの企画に携わっています。在学時は服部教授のゼミで、ナイキの広告イメージをテーマに卒業論文に取り組みました。この経験はシューズに関わる今の仕事に大いに役立っています。また、体育会硬式野球部に所属しており、100名近い部員が在籍する中でたくさんの同期・先輩・後輩と関わったことで社会性が身につきました。授業終わりや休日も練習や試合を行うのは大変でしたが、自分が努力したことや共にがんばった仲間は一生の宝物です。
仕事で最も役立っている「お客様との会話から、最適な商品を提案する」というスキルは、大学4年間を通して身につきました。最も印象に残っているのは、教職の実習です。歴史が苦手な生徒に、様々な工夫を凝らした授業をすることで、「歴史って面白いね」と言ってもらえたことが嬉しかったです。また、体操競技部のマネージャーを務めた経験から学んだ組織におけるお金の使い方の視点は、お客様の大切なお金をお預かりする現在の仕事でも生きています。
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