
企業や地方公共団体が抱えるさまざまな課題や社会の困りごとなどを発見し、具体的な解決策を模索。単なる売上高や収益の最大化ではなく、顧客満足度の向上や社会貢献などにつながる製品・サービスの開発、コミュニケーション戦略の策定をめざし、企業等への提案を行います。グループで共同研究に取り組む中で、マーケティング・ロジック(論理的な理論展開能力)とマーケティング・インサイト(創造的な洞察力)を身につけ、ディスカッション能力やプレゼンテーション能力も養います。
日々の暮らしには、海外とのかかわりの中で生み出された製品やサービスが数多く見られます。私たちのゼミではそれらの製品やサービスが、企業の国際経営の展開の中で、なぜ、どのようにつくり出されるのかを学びます。世界各国に見られるさまざまな価値観の中で経営を行う企業を研究することは、今の時代の多様性を知り、相互理解を深めることに役立つでしょう。座学だけでなく、多様なプロジェクトへの参加などを通して、主体的に学んでいきます。
このゼミでは、法人企業への課税はどうあるべきか、また法人税に限らず、「税」とは何か、どんな根拠で何に課されるのか、どう向き合っていくべきかを考えていきます。どんな税があり、なぜ導入され、どう計算されるのか。自分や自分の周囲の納税すべき額の実態について学びを深めます。税制を知るだけではなく、経営学の学びの中でそのマネジメントの可能性についても知ることで、受け身ではない税とのかかわりを考えていきます。
企業と個人の投資についての基礎理論を学び、効率的なお金の使い方について理解を深めます。企業であれ個人であれ、お金の使い方は重要な意思決定。たとえば、企業の投資プロジェクト(事業計画)の中には、たとえ利益が出るとしても実施すべきではないものがありますし、証券の中には、高すぎる価格が付けられており、購入すべきではないものがあります。投資理論を理解することで、このような誤った選択を回避することができるようになります。