
世の中には多くの商品があります。これらが開発されて、私たちの手元に届くまでのプロセスに、企業や組織はさまざまな「仕掛け」を施します。効果的な仕掛けを考えるためには、消費者の特徴を深く理解しなければなりません。消費者は理性的に考える一方で、感覚的に動くこともあり、個人の判断だけでなく周囲から影響を受ける場合もあります。このゼミでは、このような消費者の複雑な振る舞いを読み解くために、理論と実践を通じて多面的なアプローチを学んでいきます。
経営学の名著を一緒に輪読し、企業訪問や経営者との対話を通して実践的な「戦略思考」とは何かを学びます。日本企業の成長において、国際化は、欠かすことのできない重要な経営戦略の要になってきています。特に新興国において、まだまだ進出実績が高いとはいえない日本企業の現状と課題の分析を通して、日本企業の海外進出に必要な経営戦略や持続可能な成長のあり方について考え、そのような場で活躍するための「思考力」と「国際力」を磨きます。
会計は、おカネの視点から企業の事業活動を考え、活動の結果や経営について、財務諸表という報告書を通じて社会に伝える役割を担っています。その報告書が信頼のあるものとなるように会計基準が存在しているのですが、この基準は国により大きく異なります。企業活動のグローバル化に伴い、日本の会計基準も国際的に統一化すべきか、それによって日本の企業や社会にどのような影響があるのかなど、今後の日本における会計基準のグローバル化のあり方について考えていきます。
企業がどこにお金をかけると強くなれるのか、をデータから明らかにする研究の入口として、このゼミでは「財務諸表(決算書)を使った企業分析」を学びます。財務諸表には、会社がどんな資産をもっているか、どのくらい売上があり、どんな費用がかかったかが書かれています。これらの数字を手がかりに、「どんな考え方で経営しているのか」「どんな戦略をとっているのか」を読み解いていきます。公開されている情報を調べ、企業の特徴や強さを説明できる力を身につけます。