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開講ゼミ紹介

教員の研究分野 ゼミテーマ
足立 泰美
教授

地方財政・社会保障財政

国及び地方公共団体における行政政策を税・社会保障財源と給付の視点から検証

石川 路子
教授

都市経済学・地域経済学

都市や地域の抱える問題を様々な視点から分析する

石田 功
教授

計量経済学・金融時系列分析

為替レート・株価の分析

永廣 顕
教授

財政金融論・財政金融史

財政・金融から見る現代日本経済

岡田 元浩
教授

労働理論の歴史

神戸における国際交流

奥田 敬
教授

経済学史・南イタリア近代史

経済学の古典を読む

小佐野 広
特任教授

コーポレート・ファイナンス

企業の資金調達とガバナンス

荻巣 嘉高
講師

マクロ経済学・ネットワーク科学

格差とマクロ経済分析

鎰谷 宏一
教授

国際貿易論・通商政策

国際貿易にかかわる諸問題を政治経済学的な視点から分析する

高 龍秀
教授

アジア経済

東アジアのエレクトロニクス産業

小山 直樹
教授

計量経済分析

環境経済学

寺尾 建
教授

マクロ経済学

現代経済学の基礎・応用・発展

中川 真太郎
教授

公共経済学

現代社会の課題を解決する公共政策を考える

林 健太
准教授

情報通信経済学・観光経済学

情報通信産業の現状と課題、観光産業振興策としてのカジノ導入の是非

林 亮輔
教授

公共政策

地域課題に対する公共部門のあり方

平井 健介
教授

近代アジア経済史、日本植民地経済史

近代アジアの地域間関係を分析する

宮川 敏治
教授

ミクロ経済学・ゲーム理論

戦略的思考(ゲーム理論)の習得とプレゼン技術の養成

宮本 舞
講師

環境経済学

データを用いて環境問題とその解決策を分析する

村澤 康友
教授

応用計量経済学

おもしろ経済学/なんでも統計学

森 剛志
教授

所得分配・医療経済・経済格差

家族構造の変化と日本の経済格差分析

森本 裕
准教授

航空産業分析

企業の経営戦略をもとに、興味のある産業を分析する

ゼミ・研究紹介

共に助け合う社会の思想と
実践を学ぶ
岡田 元浩教授

神戸ゆかりの人物や団体からよりよい社会をつくるヒントを学ぶ

私たちのゼミでは「共に助け合う社会の思想と実践を学ぶ」というテーマのもと、社会に大きな貢献を果たした人の生涯や業績を学び、それらの人々が組織の基礎を築いた労働組合、協同組合などの歴史や現状・課題について研究を行っています。地元神戸ゆかりの人物や団体組織に触れながら、経済格差、環境破壊、戦争といった問題に直面する現代の私たちが、ともに助け合う社会を築くことの意義を学び、その活動に貢献できる人になることをめざしています。
共に助け合う社会の思想と実践を学ぶ

MESSAGE

利己心の追求が重んじられる傾向の強い経済学ですが、実例をもとに、その問題点や利己心に代わる人間の生き方の姿勢の大切さも考えていきましょう。
情報通信経済学
林 健太准教授

AIなどの新技術が起こす新しい未来のための解決策を模索

ゼミでは、AIなどの新技術の発展・普及により、私たちは新たにどのような社会問題に直面することになるのか、どのような未来に備える必要があるのか、そのための解決策は何か、といったことを皆で議論し、調査したことについて学生が発表します。これからの時代は、指数関数的速度でいろいろなことが急激に変化するといわれているため、世の中の動きにアンテナを張り巡らせながら、将来を生き抜くための力や考え方を身につけてほしいと思います。
情報通信経済学

MESSAGE

AIなどの新しい技術によって今後社会で起こりうる変化や課題、その解決方法について、一緒に考えていきましょう。
おもしろ経済学/なんでも統計学
村澤 康友教授

社会で役立つ、統計やデータ分析のスキルを実践的に学ぶ

社会で役立つデータ分析のスキルを5つのステップで実践的に学びます。
(1)日本統計学会公式認定「統計検定」2級を取得する
(2)自分が面白いと思う研究テーマを見つける
(3)先行研究の分析結果を正確に再現する
(4)ゼミ以外の場で研究成果を発表する
(5)ゼミのホームページで論文を公開する
各自で研究に取り組み、個のレベルアップをめざします。
おもしろ経済学/なんでも統計学

MESSAGE

まずは統計検定2級を取得しましょう。そのうえで、エビデンスに基づく実践や、事実に基づく世界の見方を身につけていきましょう。
金融市場
石田 功教授

金融に関するテーマをデータ分析をもとに解明

ゼミで研究しているのは、金融、つまり「お金」に関すること全般。「経済に深刻なダメージを与える金融市場危機発生の芽を、いかに早期に検出するか?」「二酸化炭素排出量削減に取り組む“グリーン”企業への投資は良い投資か?」といったテーマを、ChatGPTなどのAIツールを活用しながらつくる分析プログラムを用いて、金融市場データベース(日経NEEDSファイナンシャル・クエスト)などのデータから解明していきます。
金融市場

MESSAGE

学んだ知識をそのまま語るのではなく、自分の頭で論理的に考えて消化し、応用するスキルを身につけていきましょう。
リーダーとして
授業をサポート
する活動が、
夢へ近づく一歩に

経済学部 経済学科 3年次 馬場 一瑛さん
兵庫県立西宮北高校出身

経済学部 経済学科 3年次 馬場 一瑛さん 兵庫県立西宮北高校出身
Q甲南大学 経済学部を選んだポイントは?
現代社会や経済の仕組みに興味があり、大学で詳しく学びたいと考えていました。甲南大学を選んだのは、ゼミや少人数での授業が多く、自分の関心ある領域を中心に選択できることに魅力を感じたからです。また、1年次からキャリア教育が始まるため、就職サポートも充実していると思えた点も決め手になりました。
Q大学で特に力を入れて活動していることは?
LA(ラーニングアシスタント)の活動です。1、2年次生のグループワークの輪に入り、一緒に考えたりアドバイスしたりと授業をサポート。3年次からはリーダーを務め、LAを対象とした研修の企画・実施なども行っています。この経験や環境経済に関する専門的な学びを糧に、公務員として活躍するのが将来の目標です。
研究成果を発表する場が
ゼミ活動のモチベーションに

経済学部 経済学科 3年次 松居 ももかさん
兵庫県立三木北高校出身

経済学部 経済学科 3年次 松居 ももかさん 兵庫県立三木北高校出身
Q今、がんばっている活動や取り組みは?
2年次から行動経済学のゼミに所属し、グループリーダーを務めています。研究テーマは、「周囲に同調せずに自分の個性を発揮するには?」。メンバー全員が活発に意見を出し合い、アンケート調査や行動分析を行いながら、インナーゼミナール大会での研究成果発表をめざして精力的に活動しています。
Q経済学の面白さ、甲南大学ならではの授業は?
難しいイメージのある経済学ですが、普段の行動なども経済的な観点から考えることができる、とても身近で役に立つ学びです。また、「震災と地域経済」など神戸の大学だからこそ深く探究できる授業や、地域社会と連携した多彩な課外活動も大きな魅力。先生や学生との距離も近く、多くの人とつながれる大学です。
さまざまな取り組みに参加し、
自分自身の強みに

経済学部 経済学科 4年次 橋本 東奈さん
兵庫県・愛徳学園高校出身

経済学部 経済学科 4年次 橋本 東奈さん 兵庫県・愛徳学園高校出身
Q甲南大学で経済学を学ぼうと思った理由は?
オープンキャンパスで「経済学は人や社会の幸せを考える学問」であることを知りました。個別相談で担当いただいた先生の考え方や研究に興味を抱き、入学後はその先生のゼミで社会的弱者の方の視点で社会環境を考えたり、商店街の交流活性化などに取り組み、人と関わることの大切さと喜びを体感できました。
Q大学生活の中で自身の成長を感じられた経験は?
授業のサポートをするラーニングアシスタント活動に参加したことは、非常に大きな意義がありました。新入生対象のオリエンテーションを企画したり、オープンキャンパスで高校生に甲南大学の魅力を説明したりする中で刺激を受ける場面が数多くあり、自信と自分の強みを発見することができました。
講義+グループワークで
知識が定着するのを実感します

経済学部 経済学科 2年次 下永吉 将利さん
兵庫県立明石清水高校出身

経済学部 経済学科 2年次 下永吉 将利さん 兵庫県立明石清水高校出身
Q甲南大学らしさを特に感じる授業は?
「経済入門Ⅰ・Ⅱ」です。大教室で講義を受けた後、20人程度に分かれて小教室に移動。講義の内容に沿って、グループワークを行います。討論のしかたや進め方など、わからないことは先生や先輩方がアドバイスしてくださるので安心。自ら考えることで、講義で得た知識が定着し、学ぶ意欲も高まります。
Q大学入学後の自身の変化、成長した点は?
経済学部ではグループワークの機会が多く、自分の意見を述べたり、みんなと協働したりする必要があります。私はもともと消極的な性格でしたが、こうしたグループワークを通じて積極的に活動する楽しさを知りました。主体性や行動力が身につき、人前での発表も臆せずできるようになったことに成長を感じます。

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