
私たちの身近にあるスマホアプリ、ゲームなどのソフトウェア。1000人を超えるエンジニアがかかわる大規模な開発プロジェクトであっても、途中で破綻してしまうことがあり、開発の失敗による年間損失額は世界中で120兆円にも及ぶと言われています。このゼミでは、経験や勘だけに頼らない数学的論理を基にした「開発を破綻させない設計」の確立をめざすソフトウェア工学を学ぶとともに、毎年、ゼミ生全員で協力しながらスマホアプリを開発するプロジェクトに取り組んでいます。
人工知能・ロボット技術が急激に発展する中、実社会ではもちろん、バーチャル空間においても、自分で考えて対話・行動するロボットの活躍が期待されています。しかし、それらロボットは、必ずしも人にとって安心・安全・快適な振る舞いを行うとは限りません。研究室では、駅やショッピングモール、自宅や自動走行車内などさまざまなシチュエーションにおいて、真に人のためになるロボットとのインタラクション(対話)技術の開発や、ロボットが生み出す新たなサービスについて探究しています。
人のことばをコンピュータで処理する「自然言語処理」や、データからコンピュータが学習する「機械学習」の技術を基に、AIやデータサイエンスに関する研究を行っています。たとえばニュース記事をAIで分析することで、景気の動向を予測することができます。この分野は進歩が早く、新しい技術や機能を自分で調べながら動くシステムとして形にしていく面白さがあります。学んだ知識を総動員して、自分の興味を突き詰めていきましょう。
体温や柔らかさ、指の動きなど人間の手の感触を再現するロボットハンド、「メタハンド」を用いたビデオ通話での遠隔身体接触システムを構築するなど、ロボットや人工知能などの技術を応用したインタラクションデザインを研究しています。メタハンドで仮想空間のキャラクターと触れ合えるシステムも開発し、VTuberとの握手会にも使用。触覚センサや皮膚素材など身体接触のリアリティを高める技術や、ロボットハンドの遠隔操作の触覚フィードバックシステムなども開発しています。
知能情報学部のある13号館の実習室では、1・2年次のプログラミング演習や講義の実習に加え、プロジェクト演習やコース演習の場としても活用されます。グループワークによる課題解決やVR作品制作など、多様な学習と実践の機会が得られる環境です。
知能情報学部にはさまざまなロボットがあり、中でも漫才ロボットはWebニュースをもとに即興で漫才を演じる研究として知られ、メディアでもよく紹介されています。これらは課外プロジェクトでも活用されています。
知能情報学部では、人とロボットとのインタラクションに関する研究も行われています。中でも、人間の手のような感触を再現するメタハンドは、遠隔地や仮想空間の相手との空間を超えた触れ合いを可能にするデバイスで、メディアにもたびたび紹介されています。