文学部

日本語日本文学科

  • 文学部
  • 日本語日本文学科
  • DEPARTMENT OF JAPANESE LITERATURE AND LANGUAGE
文学部 日本語日本文学科
さまざまな分野のプロフェッショナルが、
日本語・日本文学の多元宇宙にみなさんを案内します!

日本語日本文学科では、8人の専任教員が、学問世界への水先案内人となります。1年次の「基礎演習」から、2,3年次の「演習I・II」、4年次の「研究演習」まで、さらに卒業論文の作成についても、一人ひとり懇切に指導します。

開講ゼミ紹介

教員の研究分野 ゼミテーマ
佐伯 暁子
教授

日本語学、日本語文法の史的研究、現代日本語文法

現代日本語の語彙研究

田中 貴子
教授

平安時代から室町時代にかけての散文学。中世仏教文学

説話、御伽草子を読む

田中 雅史
教授

近代文学の迷宮的イメージと精神分析(対象関係論)の比較

現代日本文学と精神分析モデルの比較研究

塚本 章子
教授

日本近代文学。樋口一葉を中心とする文学・思潮の研究

女性文学の研究、小説の注釈研究など

友田 義行
教授

日本近現代文学、文学と映画の横断的研究、国語科教材研究

20世紀短編小説の研究

西尾 純二
教授

日本語学、社会言語学

日本語および日本語行動のバリエーション

野々口 ちとせ
准教授

第二言語としての日本語の教育と学習。言語生態学。

第二言語としての日本語の教育と学習。在日外国人の言語使用の実態。

廣川 晶輝
教授

『万葉集』を中心とした日本上代文学の研究

『万葉集』の研究、和歌文学の研究

ゼミ・研究紹介

文学とナルシシズム
田中 雅史教授

ナルシシズム(自己愛)の心理学と文学研究をつなげる

村上春樹や、小野不由美の〈十二国記〉シリーズのような現代の作品を、幼児期の精神分析の心のモデルや、アニメ・漫画などと比較して研究しています。ナルシシズム(自己愛)は、現代社会の中で広く見られる問題です。若い世代がとらわれやすい、SNSでの承認欲求などもナルシシズムの一種だといえるでしょう。ゼミでの研究を通してそうした現代社会の心理的・社会的な問題を考え、理解していきます。文学作品を心理学や漫画やアニメなどの他のジャンルと比較して、自分が面白いと思う作品について発表し、意見交換していきましょう。
ナルシシズム(自己愛)の心理学と文学研究をつなげる

POINT

■ 心理学やアニメ・漫画などと比較して、文学作品を研究します
■ 作品を通して、現代社会の心理的・社会的な問題への理解を深めます

MESSAGE

若いうちに、自分が美しいと感じるいろいろな作品に触れて心を豊かにすることは、大きな財産になります。さまざまな作品に向き合い、理解を深めていきましょう。
多彩な内容の
リンク・プログラム
不安より興味を優先して正解でした

文学部 日本語日本文学科 4年次 鷲田 丈記さん
兵庫県立御影高校出身

文学部 日本語日本文学科 4年次 鷲田 丈記さん
兵庫県立御影高校出身
Q学科の枠を超えて学んだ感想は?
リンク・プログラムは他学科の科目も体系的に履修できる新制度。私は社会学科の授業で構成されるプログラムに挑戦しました。専門外の学びに不安もありましたが、著名な社会学者の考え方や当時の社会の風潮など、内容も興味深く面白かったです。何より掘り下げて考える力が養われました。
Q甲南大学文学部の魅力は何ですか?
ミディアムサイズの大学だけに「とにかくどこにでも手が届く」という感じです。ゼミの佐伯教授をはじめ先生方との距離も近くて質問がしやすい!10号館には学科共同の図書室があり、日本語学研究に必要な各時代の辞書や書籍もぎっしりそろっているので、卒業研究もはかどります。

関連リンク