文学部

日本語日本文学科

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  • 日本語日本文学科
  • DEPARTMENT OF JAPANESE LITERATURE AND LANGUAGE
文学部 日本語日本文学科

考えるための、伝えるための道具である「ことば」は、理解力と表現力の基盤です。 日本語を学問として探究し、日本語で表現された「文学」を深く理解する。 その2つの学びから日本語を磨く学科です。

学科の特色

What to
何を学ぶ?
日本語と日本文学を多面的かつ
深く探究し、日本語の高度な
理解力と表現力を身につける。
How to
どう学ぶ?
1年次から少人数の
演習(ゼミ)を主体とした学びで、
積み上げながら学修。

特徴的な学び・取り組み

01「演習(ゼミ)」

2年次からのゼミでは、興味のある分野を選んで指導教員の研究室に所属します。研究テーマを見つけ、自らの視点から論じるためのスキルを磨きます。少人数の学習環境で、教員と学生および学生同士の活発な意見交換や交流を通して、アカデミックにことばと文学を学ぶ「深さ」を体験します。
「演習(ゼミ)」

02台湾の東海大学で行う「海外日本語教育実習」

台湾台中市にある東海大学で海外日本語教育実習を行っています。台湾在住の参加者に対して、甲南大学と東海大学の実習生によるチーム・ティーチングで授業を進めます。日本語教員を目指す学生にとって、貴重な実践の場です。
彩り教育

これが甲南の日本語日本文学科

西尾 純二 教授
日常の言語使用に潜む秩序を捉え、
言語を社会とのつながりで理解する日本語研究。
今、あなたが選んで使ったことばは、実は時代や社会の影響を受けていたり、言語変化の兆しであったりします。日本語(方言)使用という何気ない行動の調査・分析から、日本語と背景の社会や文化との関わりが垣間見えるのが、この分野の醍醐味です。

こんな分野の学びも

ゼミ・研究室(テーマ)
● 『万葉集』の研究、和歌文学の研究
● 説話、御伽草子を読む
● 女性文学の研究、小説の注釈研究など
● 20世紀短編小説の研究 
● 現代日本文学と精神分析モデルの比較研究
● 外国語としての日本語教育
● 日本語生活の多様性研究
● 現代日本語の語彙研究

POLICY 日本語日本文学科で身につく力

  • 1

  • 教養ある社会人として責任感と倫理観を持ち、現代社会の発展に貢献し、
    自らを律し、他者と協調・協働する意志と能力。

  • 2

  • 天賦の特性を自ら伸ばして活用する意志と能力。

  • 3

  • 人文科学・自然科学・社会科学に関する基礎的教養、自己の能力・資質を社会生活で活用し得る基本的な技能及び自己の健康増進に関する技能。

  • 4

  • 世界に発信しうる、日本語と日本文学に関する知識と常識。

  • 5

  • 自らの考えを分かりやすく表現し、他者に伝える力。

  • 6

  • 的確な問いをたてて問題解決を図る意志と能力。

文学部 日本語日本文学科 4年次佐伯 菜奈実さん(愛媛県立松山南高等学校出身)
ことばや心理、そして文学。
学びの興味を広げることで、新しい発見に出会えた。
高校生までは、正解は1つしかない、または正解に近いように進まないといけないと思っていました。
でも大学に入って、様々な分野の授業や取り組みをする中で、道は1つではないのだと感じることができました。
将来も、このような新しい気付きや、発見に出会ってもらえるような情報発信をしたいです。
文学部 日本語日本文学科 4年次
佐伯 菜奈実さん(愛媛県立松山南高等学校出身)
地元情報紙 内定
日本語日本文学
専門教育
田中雅史ゼミ

自分が抱える嫌な面とどう向き合うのかについて、村上春樹や宮部みゆきの作品を読みながら考察。本を読む習慣がつき、自分が絶対に出会うことのないジャンルの本に出会うことで考えが広がった。

専門教育
日本語表現法Ⅰ・Ⅱ

喜怒哀楽の表現の方法、好きだと思う感情を俳句で表す、好きなものを辞書にすることなどに挑戦。自分の気持ちを言葉にすることが身につき、今でもその時の俳句を読み返すことがある。

専門教育
日本文学史Ⅰa・Ⅰb

神戸に伝わる「菟原娘子伝説」を題材とする作品や、「貴種流離譚」(かぐや姫のような物語)の作品を学び、文学の世界には空所が大切なことや、言葉が持つ機能を実感することができた。

私を彩った教育
正課外教育
KONAN
ライブラリサーティフィケイト

本を読んだ後にノートに記録したり、教授に本についてインタビューをしたり、書評を書いたりする活動に取り組む。どうすればより伝わりやすいか、読み手を意識した視点で文章が書けるようになった。

正課外教育
日本文化研究会

年に1回配布する冊子の制作にむけて、渉外係として金沢への合宿を計画・実施、兼六園への取材も行った。前向きに行動を起こすチカラが身についた。

全学共通教育
プラクティカル・キャリアデザイン

グループで大学の紹介ビデオを作ったり、業界研究を発表したりする活動に取り組む。最初は聞き手に回ることが多かったが、回数を重ねると自分から意見を述べることができるようになった。

4年間のステップアップ

1年次
基礎科目の中でも、近代文学や中世文学など文学を中心に履修して、日本文学についての知識を深める。
2年次
ゼミが始まり、いろいろなジャンルの本と出会う。好きな漫画の影響からフランス語検定にチャレンジして3級を取得する。
3年次
卒業に必要な単位を計算しながら、プラクティカル・キャリアデザインやエアロビクスなど、興味のある科目を中心に履修。
4年次
就職活動、卒業論文に取り組みながら、健康心理学など興味のある科目を履修して新しい知識を得る。

教員免許と各種の資格

学部の専門性に応じ、必要な科目を履修することで、在学中にめざせる資格はさまざま。教員をめざす学生には教職教育センター、学校ボランティア・インターンシップの紹介や、教員採用試験対策プログラムなどを用意して、手厚くサポートしています。希望者には小学校の教員免許取得プログラムもあります。
教員免許(中学) 中学校教諭一種免許
(国語)
教員免許(高校) 高等学校教諭一種免許
(国語)
資格 登録日本語教員
その他 司書
司書教諭

関連リンク