高校よりも一層深く化学の基礎を学び、難解な課題にも多く取り組んだことで、自主的に研究を進める習慣が身につきました。専門知識の習得はもちろん、4年間のさまざまな学びから、多様な視点で化学の本質をつかむことの大切さに気づきました。卒業後は鉄鋼メーカーに就職します。大学で学んだ化学の知識を生かし、環境負荷の低減にも貢献したいです。
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物質化学
専門教育
機能分子化学実験入門
1年次に受講。実験器具の扱い方や解析方法、実験ノート・レポートのまとめ方など、基本を習得し、2年次以降の実験科目では自信をもって研究に取り組めた。
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私を彩った教育
全学共通教育
基礎中国語Ⅰ・Ⅱ
中国語の簡単な文章作成やスピーチを経験。中でも、ペアを組んでの発音練習や会話は楽しく、意欲的に取り組んだ。英語以外の外国語を学ぶ良い機会となった。
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専門教育
材料化学
日常、何気なく使っているプラスチック製品も試行錯誤の上に生まれ、最適化されていることに気づき、身近な材料を化学視点で認識。その後の研究室選択にもつながった。
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全学共通教育
歴史とメディア
北アフリカや中東に波及した民主化運動、「アラブの春」が起こった背景や歴史を学ぶ授業が印象的だった。世界各国の歴史文化の知識を深めることに心が躍った。
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専門教育
物理化学基礎
物理学の視点から化学の現象を学んだ。計算量が多く、難易度の高い課題に苦戦したが、正面から向き合い理解することを心がけた。難題と対峙する姿勢が身についた。
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正課外教育
資格取得
化学系科目15単位以上を取得すると受験可能な国家資格「甲種危険物取扱者」にチャレンジし、2年次に合格。3ヵ月の学習計画を立てたことで、計画、継続する力を得た。
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化学に加え、物理や生物など自然科学を幅広く学ぶ。高校の学びを超える難解な内容もあり、予習に励み、復習にも努めて授業に参加した。
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実験を中心に基礎を固めつつ、無機化学や材料化学など専門科目を幅広く履修。プライベートでは富士登山へ。実験で学んだ事前準備力が生きた。
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コース別に専門科目を履修。興味のあった有機合成化学や有機構造化学を選び、専門的に学ぶ。グループでの実験・発表の機会が増えた。
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数ある研究室のうち、生体材料創成学の研究室に所属。卒業研究では、多孔質材料にポリマーを充填し、新しい材料をつくる実験に挑戦中。