図書館・センター・機構

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海外語学講座 体験談

カリフォルニア大学(アメリカ)経済学部(2016年度春参加)

留学に行く前までは正直英語なんて話せなくても生きていくことはできるし、そも そも本当に必要なのか。と考えていて英語が嫌いでもありました。中高での英語の成績も下から数える?方が早く、 それは大学に入っても変化はありませんでした。

今回 UCSDの留学に参加しようとしたのも自分の意思はもちろん、あとは正直親の意見もあり、行かしてくれるならと参加を決意しました。 出発前は不安しか頭にありませんでした。本当に英語が喋れないどころか英語で書いてあることすら理解できない自分が行ってどうなるのかは目に見えていたからです。 しかし結果から言えば留学に行けてとても良かったと言い切れます。たかが一ヶ月の留学でと思っていましたが行く前と行ったあとの自分の中での考え方は 180度変わり、 今以上の英語能力や向こうでの生活に憧れさえ抱くようになりました。もちろん今の自分では到底無理なことを理解したその上でのことです。 もっと早くから英語の能力を上げる、ということに対して意欲的に取り組めば良かったとさえ思います。しかし、 アメリカで学ぶという機会に恵まれなければこのことに気づくことさえなかったと思います。

今の自分の考え方と留学に行く前の自分の考え方では雲泥の差があり 、留学に行く前の自分では思ってもみなかったことを考えるようになりました。それは英語を使って将来仕事をしたいと考えるようになったことです。 あくまでも希望であり具体的に何か考えがあるわけでもありません。しかし、以前の自分が?一番嫌っていたことに憧れを抱いているということに大きな意味があると感じます。

一ヶ月というとても短い期間で今までは感じたり考えることのなかったことを考えるようになれたとても良い時間を過ごせたとおもいます。 これからはまずしっかりと英語の基礎から身につけ、今の自分より少しづつでも英語の能力を上げていき、将来少しでも活かせれるようにしていきたいと強く思いました。

ドミニカン大学(アメリカ)文学部(2016年度夏参加)

たった一カ月でしたが、このプログラムに参加してとても貴重な経験が出来ました。 私がELS に参加した理由は、前からアメリカに興味があったからということと留学の経験を通して英語のスキルを上げたかったからです。 ホストファミリーはマザーが日本人でファザーがアメリカ人の夫婦でした。二人ともとても優しくて良い人で一カ月何の不便もなく楽しく過ごせました。 英語でどう言えば良いか分からない時、マザーが私にどう言えば良いか教えてくれていたのですごく勉強になりました。ホストファミリーと過ごす時は、 基本的に学校の事とアメリカと日本の文化の話をしたり、テレビをみたりしていました。マザーもファザーも日本の事が大好きで、よく日本の事について話ました。 おかげで話やすかったし会話が弾んで楽しかったです。最後の週はホストファミリーの友達を招いて一緒に食事をしてすごく楽しかったです。

学校は自然に囲まれてすごくきれいな場所でした。学生はアジア、アラブ系がほとんどで、私は台湾人、中国人、韓国人と一緒に授業をうけていました。 普段大学の授業で先生や学生と英語でコミュニケーションをする機会があり、会話することに不安や緊張は無かったですが、 それぞれの国によって発音に癖があり聞き取りにくく苦戦しました。でも、授業中や休み時間にクラスメイトと話していく内に慣れて聞き取ることが出来るようになりました。 日本では主に英語の授業は文法重視ですが、他の国ではスピーキング重視のため文法は出来ないけど、話す事が出来るという人がほとんどで驚きました。 学校に行って一番学んだことは失敗を恐れずに積極的になることです。私のクラスは日本人もいました。他の国の人たちは積極的に答えたり質問したりしていましたが、 日本人は消極的で先生がよく”Don’t be shy”と言っていました。最初は消極的になっていましたが、他の国の人たちの積極性をみて自分も頑張らないと思い、 どの授業も自分から発言するようになりました。

週末はほぼ毎週どこかに出かけていました。バスでサンフランシスコに行って観光したりショッピングをしたりしました。日本とは違った町並みで自然を感じる事ができたり、 都会のすごさを感じることが出来ました。主な観光地はほぼ全部行く事が出来、本当に充実して楽しむ事が出来ました。ショッピングは日本とは比べ物にならないくらい色んなお 店があって一日中ショッピングに時間を費やせるくらい楽しかったです。サンフランシスコに行く時、道に迷ったりどのバスに乗れば良いか分からなくなったりした時、現地の人 が親切丁寧におしえてくれました。道を聞くのも英語の勉強になったので良かったです。初めてアメリカに滞在して、視野が広がったし自分に足りない部分が見えてきて、 本当に良い経験が出来ました。一か月の経験で考え方が変わったし、自分の英語スキルも上がったと思うし成長できたと思います。大学生活も後残り少ないですが、 この経験を活かしてこれからいろんな事に挑戦して頑張りたいと思います。

ビクトリア大学(カナダ)文学部(2016年度夏参加)

まず初めに、私はこの海外語学講座に参加してよかったと思います。 長期留学に行った友達がカナダはいいところだと言っていたし、留学の説明会でも自然が多くて過ごしやすいと聞いていたので私はカナダを選びました。 実際行ってみると、聞いていた通り自然が多く気候も日本の夏より暑くなく過ごしやすい気候でした。何よりビクトリアの人はのんびりした生活を送っていて親切な人が多かったです。 いつも通学に使っていたバスの運転手さんやお店の店員さんは気遣いがとても良くて驚きました。また、道で困っていた時は丁寧にわかるまで優しく教えてくれたり、 道で会った時は一声かけてくれたり、誰にでもフレンドリーな人が多くて素敵な街だなと感じました。私たちが話す不完全な英語でも理解しようと聞いてくれる姿はとても嬉しかったです。 学校生活は授業が8 時半から始まって一コマが二時間だったので少し長く感じたけど、授業内容はとても面白かったので苦痛ではありませんでした。 授業内では英語しか話してはいけないという授業方針だったので、文を頭で考えて話すいいトレーニングになったと思います。さらに、英語しか話してはいけない状況だからこそ、 英語を話すことに積極的になれたと思うし、コミュニケーションを取ることの楽しさにも気づきました。キャンパス自体が大きく、学校内の施設も充実していたので、 学内で困ることは特にありませんでした。

私がお世話になったホームステイ先の家族は、みんな親切でコミュニケーションをよく取ってくれる家族だったのでとても楽しかったです。門限などもなく、 とても気さくでいい家族でした。食事面に関して思ったことは、野菜をあまり取れる食べ物がなかったので食事が偏りがちでした。そのため日本食が食べたくなることが多かったです。 カナダでも日本食を売っているお店はあったけど、日本で買う倍の値段だったので日本から食材をもう少し持って行っておけば良かったかなと思いました。最後にこの講座に参加して、 色んな人からいろんな影響を受けたので、これからは自分から積極的にコミュニケーションを取ったり、もっと英語を話す機会を増やしたいと思いました。また、 今回この講座に一緒に参加した6 人がほぼ初めましての状態だったけど、この一か月で一気に絆が深まったように感じました。 友達の大切さにも改めて気づくことができた1 ヶ月でした。長いようで短かった一か月で、普段経験できないような経験がたくさんできたので本当に良かったです。 これから英語を勉強し続けるのにあたって、カナダでしてきた経験を十分に生かすことができればいいなと思いました。

リーズ大学(イギリス)経済学部(2016年度夏参加)

夏休み期間の5週間、イギリスのリーズ大学に語学留学をしてきました。イギリス人の5人家族と猫3匹、犬1匹の家庭にホームステイしました。そこの家から大学までは、電車で15 分と徒歩30分かけてリーズ大学に通っていました。電車で通っている学生は少なか ったのですが、リーズ駅の周辺に、大型ショッピングセンターがあったので、毎日寄り道 をして、買い物をしたり、カフェで紅茶を飲んだりしていました。気がつけば毎日2 万歩 ほど歩いていました。

授業は午前と午後のクラスがあり、朝の10時スタートで、午後のクラスが4時に 終わっていました。クラスのメンバーは8割が日本から来た学生と他はイランやサウジアラビアからきた 学生でした。授業内容は、主に発音を中心にスピーキングのクラスとプロジェクトといった発表をする授業でした。17人ほどの少人数のクラスだったのですぐに名前で呼ぶほどに親しくなって、いつもはあまり話す機械のない 英語を使ってコミュニケーションを、ジェスチャーを使って毎日繰り返し話していました。英語を話すことに、 ためらいも恥ずかしさも感じることはなく、自分自身がオープンになったと感じました。

リーズは、初めて行った先輩の話を聞いたときにものすごく田舎のイメージを持っていましたが、実際行ってみると 大きい一つの都市で発展していました。高級ブランドのみせがあったり、ファーストショップがあったりで密集していました。 それと、うれしいことに、リーズはほかの都市に出かけるのに便利でした。バスを利用するのが一番お得な手段だったので、 よく利用していろんな町に出かけていました。私が出かけたのは、全部で8つの都市で中でも良かったのはヨークとウィットビーとバーミンガムです。 ヨークは2 度も行きました。旅先で出会うおしゃれなお店やその土地の食べ物や景色が、外国ならではで、全てが新鮮でした。

今回の短期の留学で、一番心配に思っていたことが、ホームステイでの生活でしたが、私はラッキーなことに優しい家族だったので何も不満がありませんでした。 朝の食事は、各自キッチンから好きなものを食べて良かったので、主にシリアルを食べていました。平日のお昼は友達と学食や店でサンドイッチやハンバーガーを食べていました。晩御飯はホストマザーとホストファーザーが交代で手料理を作ってくれて、たまに手作りのデザートを出してくれました。イギリスの料理は全くまずくなく、ポテトが頻繁に出てきます。また、毎回テーブルにフォークとナイフを用意しておくのがテーブルマナーです。フィッシュアンドチップスが有名ですが、カレーがイギリス人はよく食べるそうです。

この短期留学で学んだことは、英語でつながることの凄さ、異国の地で発揮される自分の行動力、現地の生活スタイルです。日本で生活していたら、 英語を聞くことに新鮮さも感じていなかったけれど、自分から進んで外国の人とコンタクトをとったりできたので、この5週間は私にとって特別なものになりました。イギリスで過ごせて、たくさんの新しい人に出会えてよかったです。これからは、留学で得たものを活かして、もっと語学力も伸ばしていきたいと思うので、英語に関わる時間を増やしたいと思います。

ライプツィヒ大学(ドイツ)経済学部(2013年度夏参加)

今回のドイツ語語学留学では日本でも味わったことない充実した1か月間を送ることができました。

僕は初海外ということで不安もありました。しかし、一緒にがんばった友達、チューターさん、先生、今回の留学をサポートしてくださった皆さんのおかげで、その不安も嘘のように毎日楽しむことができました。

この1か月だけの留学。周りからは「1か月だけの留学とか後悔しかない、なにも得ることができない」と言われていました。でも、1か月という期間だから挑戦することができたのだと思います。なので、1 か月という短期期間、毎日ボロボロにやられると思うけど、落ち込んでいる時間がもったいないしたくさんトライする気持ちで行ってきました。

ドイツの景色はすべてが画になるくらいとても美しいものでした。日本では全くいかない教会や、歴史のある建物。それにも興味をもちそれぞれがどのような思いで建てられたかについても気になりました。事前に調べて見学したらもっと楽しかったのかなと思いました。

授業は本当に楽しかったです。文法の授業も、音声学の授業もすべてドイツ語。最初は「あー日本語少し入れてほしい。そんなんわからへんわ。」と思っていました。しかし、最終的には僕にとってこの授業方法は最高の環境でした。レベルもちょうどよく、毎日モチベーションも高く楽しく学ぶことができました。日本ではやらなかった復習も自主的にやった自分が驚きでした。日常生活でも電子辞書を持ち歩いて、道を尋ねたり、買い物したりしました。そこで学んだのは、外国言語を学ぶには、話さざる得ない状況を作る必要があるなと感じました。とりあえずトライトライしました。回数を踏んでいくうちに、根拠のない自信が出てきました。どうにか通じるようにしたいという気持ちがたくさん学ぶ方法を生み出したのかと思います。

最後のテストは自信を持ってのぞむことができました。担任の先生からも段々とドイツ語が上達できているから、これからもトライしていこうといわれました。

この1 か月本当に充実していました。充実の中でもいろんな種類の充実があります。遊び、バイト…etc。ボロボロにやられたけど、その分頑張ろうという気持ちになりたくさん勉強した毎日が今回の充実した理由かもしれません。

日本に帰ってきた今でもドイツ語は毎日使うようにしています。この留学だけドイツ語を勉強するのではなく、もっともっとドイツ語を上達させるため毎日意識してやろうとおもいます。これからの目標ができました!ありがとうございました!

ゲーテ・インスティトゥート(ドイツ)経済学部2年(2016年度春参加)

私は1回生で入門ドイツ語、2回生で中級ドイツ語を履修し、この海外語学講座Ⅲに参加しました。大学生の長い春休みを活用したこの講座には、1回生の頃から少し興味がありました。そして2回生の中級ドイツ語の授業で、担当の先生に強く勧められたこともあり、参加に至りました。これまでの留学経験は無く、趣味で少し海外旅行に行く程度だったので、学生だけでの留学には不安がありました。

しかし、帰国する頃には良い経験をしたと思える講座でした。そこで、 講座の体験談を準備から帰国まで、順に述べたいと思います。 まず、出発4 ヶ月前から月1 回のオリエンテーションがあります。 ここで、留学先のゲーテ・インスティトュートや、ドイツでの生活についての説明を受けます。ここでは、 ゲーテやドイツについてよくご存知のドイツ語担当の先生方も善意で来ていただき、 お話を聞くことで講座の具体的なイメージを膨らませることができました。オリエンテーションは、 初めて海外に渡航する学生をフォローする内容だったので、出発前の不安を軽減して講座に臨めました。また、 ドイツ語のオフィスアワーを利用し、先生から個別にゲーテでの詳しい授業内容や出発前の準備について詳しく伺うことができました。

そして、出発約1週間前にゲーテからメールでプレイスメントテストが届きます。内容は私にとって難しく、ほとんどの問題を”?” で回答しました。そして出発日を迎え、フランクフルト経由で留学先のドレスデンに到着しました。ドレスデンのホテルで1 泊し、 ゲーテに向かいます。ゲーテに到着後は、プレイスメントテストの結果を基に所属クラスを言い渡されます。 私の所属クラスは、1番下のA-1でした。また、寮での注意事項などを聞きます。説明は、英語でもしていただけます。 その後は各自寮に向かい、荷解きなどをします。翌日からいよいよ講座が始まります。 クラスの人数は約10 人で、ヨーロッパの方だけでなく、南米やアフリカから 来た方もいらっしゃいました。年齢も様々で、我々のような大学生からご高齢の方までいらっしゃいました。 クラスの顔ぶれは最初から最後まで一緒でした。A-1 クラスだったこともあり、授業は入門ドイツ語レベルの内容からスタートしましたが、 先生はドイツ語のみで授業を進めるので、先生が仰っている内容を理解するのに必死でした。

しかし、 決して学生を置いてけぼりにすることなく、初歩的な質問にも丁寧に答えていただけました。また、各単元が終わるごとに小テストがあり、 頭を整理することができました。日本と違い、海外の学生は積極的に発言・質問をするので、いつでも気軽に質問しやすい雰囲気でした。 以降2 週間は、午前中に授業を受け、午後は宿題や観光をし、夕方にスーパーへ行き、夜に自炊するという生活を送りました。 午後は、 各自で観光するだけでなく、ゲーテの文化プログラムに参加することが可能です。

 

私は、ドレスデンを案内するツアーに2 回参加しました。 ツアーでは、ドレスデンの観光名所をドイツ語・英語の説明を交えながら案内してくれます。私は参加しませんでしたが、 これ以外にも食事に行くプログラムや映画を見るプログラムなどがありました。 ドイツでの食事は、寮の近くのスーパーを利用し、 そちらで野菜を買って炒めたり、味付けされているお肉を量り売りで買い、焼いて食べたりしていました。外食するよりも自炊した方が、 健康的で美味しく、お金もかからず生活できると思います。

ドレスデン滞在中1 度だけある週末は、電車 で40 分ほどかけてチェコとの国境付近にあるザクセン・スイスという村に行きました。ドレスデンは、日帰りで行ける観光地が多く、 電車も遅れることはありませんでした。また、ドイツのファストフードであるカレーソーセージや、バウムクーヘンを食べました。 週末はただ観光するだけでなく、授業で学んだ簡単なドイツ語を実践する場にもなりました。2 週間の講座の最終日には、 先生から講座の修了証をいただき、講座をやり通したという達成感を得ることができました。講座を終えた翌日から、 4 日間のイギリス旅行です。イギリスでは、移動日を引いて実質2 日間の観光のため、主要な観光地を巡りました。 そして4 日目の朝の便で帰国しました。以上が体験談です。この講座を通して、授業で積極的に発言すること・ 分からないことを積極的に質問することの重要性を学びました。こうした授業の雰囲気は、海外に行かなければ実感できないと思います。

正直なところ、授業内容は大学での内容と似ていました。しかし、日本語が通じない環境で授業を受けることで、 ドイツ語をより実践的に学ぶことができ、私にとってとても貴重な経験でした。 長期の留学となると、 学業や課外活動に支障をきたしてしまいますが、この講座は、春休みを利用しており、学業や課外活動に影響をほとんど与えないので、 気負わず参加できると思います。私は、部長をしながらこの講座に参加しました。この講座は、積極的に留学に行きたい学生よりも、 留学経験の無い・海外に渡航したことのない学生に是非参加していただきたいと思います。1 度このような経験をすることで、 自分自身の視野を広げることができると思いました。この講座に興味がある学生は是非参加して、一味違う春休みにして欲しいと思います。

トゥール大学(フランス)法学部(2013年度夏参加)

今夏、海外語学研修としてフランスのトュール大学に8月4日から24日、パリに研修旅行として24日から31日まで参加しました。今回この語学研修に参加したい2つ理由があり、1 つはもともと映画を鑑賞することが好きだったのでその映画の一場面にでてくるフランスに以前から行きたくて、さらにその地でフランス語を学びたいと思い志願しました。もう1つの理由として約1カ月間異国の地でどこまで自分が挑戦していけるかを知りたくて志願しました。そして実際にフランスに行き多くの貴重な体験をすることができました。

まずトュール大学での語学勉強については、他大学の生徒や国籍の違う人とともに授業を通して仲良くなり、多くの人たちと交流することができました。トュール大学の先生方もフランス語で理解できない箇所を英語や身振り手振りで自分が理解するまで教えてくれる優しい先生方ばかりでした。次にホームステイ先については、ステイ先のマダムにおいしいフランス料理や洗濯など生活面でいろいろと助けていただきました。ステイ先には私の他にコロンビア、イギリス、メキシコの3 人の女性の留学生がおり最初は女性ばかりの環境で緊張と不安でいっぱいでしたが、学校までの道のりや困っているときにたくさん助けてもらいました。そして夕食時にくるカタール出身の男の子がおりフランス語しか話せないマダムの言葉を英語に話変えてくれたり、習い事に空手をやっており力比べで腕相撲をしたりしてとても仲良くなることができました。

学校終わりに時間があるときは、ロワール川にいったり教会などに行ったりトュールの隅々まで楽しむことができました。また、現地に住む日本が好きな女の子とも仲良くなりトュールのおすすめの所に連れて行ってくれたりしてトュールをさらに満喫することができました。

研修旅行のパリでは、道端にタバコの吸い殻やごみ、多くの物乞いしている人、アジア特に中国や韓国から来られている多くの観光客が目につき自分の中で想像していた華やかなパリとは少し違い現実的に感じる場面もありましたが、エッフェル塔・凱旋門・ヴェルサイユ宮殿・ルーヴル美術館など多くの観光名所をみることができ、また本場のフランス料理なども堪能することができました。

フランスの人たちは、明るくて話をすることが好きで困ったことがあれば大勢の人が集まって一緒になって考えてくれたりと親切で素敵な方ばかりでした。そのため何も不便なく約1 ヵ月間生活できたように感じます。自分自身も語学研修に行く前と後で比べると、グローバルな視野が広がったこと、積極的な行動、社交性、考え方等いろんな面で成長することができたと感じます。紺この目標としては、もっと様々な国に行ってまたその地で文化や習慣を肌で学んで現地の人たちと交流していきたいです。今回フランスに行った際も感じたが、その地で出会う人にとって自分自身が日本人の例であるのだから、日本人の代表という意識をもって少しでも日本と他国の友好をよりいいものにする架け橋になっていければと思います。そして、将来は、今回の経験を活かし海外で活躍していける存在になっていきたいです。

トゥール大学(フランス)オンラインコース(2022年度夏参加)

今回のオンライン留学では、本当に全てフランス語で受ける授業でしたので文法や動詞の活用形を習うときも元からある程度きちんとフランス語を理解していないと授業についていくのも大変なのではないかと感じました。

オンライン組は個人で問題を解く時間がなく他者と交流する時間はほとんどありませんでしたが、フランスの教室で同じように講義を受けていた人はグループワークをしていたり、校舎内で先生に出された課題に応じた写真を撮ったりなど楽しそうだったのでこれからフランスへ留学しようと考えている人はオンライン留学ではなく実際の留学をお勧め致します。

北京郵電大学(中国)文学部(2012年度夏参加)

今回の語学研修を振り返って、まず先生たちはいろいろと面倒を見てくれて親切だった上、午前の授業はもちろんのこと、午後の授業や週末の研究旅行への熱意が伝わってきた。

映画を使った授業では、登場人物の口の動きに合わせて台詞を言う練習があったが、ナチュラルスピードが私たちにはとても速くて間に合わず、なかなかうまくいかなかった。

午後はほとんど週替わりで文化体験の授業だった。例えば、1週目の切り紙はシンボルの意味も理解しながら夢中になって取り組んだし、2週目の書法は日本の書道と少し違った。また篆刻は1日しか割り当てられておらず、とても短い時間で完成させなければいけなくて大変だった。3週目の太極拳は意外と面白く、動きはゆっくりなのに、なぜか動作を覚えるのは難しかった。そして教えてくれたのは実は学生で、仲良くなった。最後の週の中国絵は、習字の筆と墨汁で半紙に絵を描くという初めての体験をした。水分の調節や薄い色を出すのが難しかったが、毛筆の特徴的なタッチを生かして描くのが次第に面白くなり、最後には色もつけて、絵の苦手な私でも自分の気に入る作品を描くことができて嬉しかった。

寮生活で印象的だったのは、トイレットペーパが流せなかったことだ。中国の水洗トイレはパイプが細い上に水に溶けにくいペーパーのため、紙は備え付けのくずかごに捨てるタイプが多いと聞いてはいた。しかし大学の留学生寮ならば大丈夫ではないかと、はじめの頃は日本にいるときと同じようにペーパーはトイレに流していた。ところが数日後、詰まってしまって寮のスタッフさんに来てもらったところ、やはり「紙は流しちゃダメダメ、くずかごに捨てるんだよ。」と教わった。その後すぐは紙を流さないという使い方に少し抵抗があったが徐々に慣れ、逆に日本に帰ってからは紙を流すのが少し不安に思えた。

他には、各部屋に大きなテレビがあってホテルみたいな雰囲気を感じた。しかし一方で、私たち留学生の寮にはあるエアコンやお湯が出るなどの設備は中国人学生の寮には無いと聞いて驚いた。

また宿題の夜更かしで、同室に迷惑をかけてしまったが、部屋のゴミ捨てなどはお互いに進んでやり、同室とうまく過ごすことができた。

放課後は近くにあるショッピングセンターに出かけたり、バドミントンを買ってきてするなどして楽しんだ。

毎週土曜日には先生方が博物館や世界遺産そしてカンフー劇に連れて行ってくれた。世界遺産の天壇公园や頤和园は建物は立派で装飾が美しかったが、とんでもなく広いので体力と気力の消耗が激しかった。カンフー劇はパンフレットなどで先に簡単なあらすじを読んでおいたので流れが分かりやすかったし、何より新鮮で面白かった。

それから、今回のプログラムには自分たちで自由に街を歩ける時間が特別には設けられていなかったため、日曜日は八达岭などに行きたい人同士で行ったりしており、授業との両立が難しかった。

動物園では子供も大人も動物の入っている檻を叩いていたし、街中と同じように痰を吐き、子供にはどこででも用を足させるのを見て、次々とショックを受けた。

日々の生活において北京の人々は親切で、こちらが片言の中国語で道を聞いても熱心に教えてくれた。ただし彼らの話す中国語は訛がきつかったり単語が分からなかったりで、聞き取れないことがしばしばあった。

前期まで甲南大学でチューターをしてくれていた元留学生たちと再会し、久しぶりにしゃべって一緒に食事ができて、とても楽しい時間を過ごした。

日本を含めどこの国にも良い部分とそうでない部分があることを改めて学んだ。また、たとえトイレの個室に鍵がなくても、トイレで用が足せるならよしと思えるくらい広い心と柔らかい頭をもった大きな人間であるよう心掛けようと思った。そして、自ら積極的に行動し、挑戦することが大切であり、自分の糧になると感じた。

最後に、中国語に触れられる環境を保ち、語学力またコミュニケーション力の向上に励むこと。家族や友人に北京を案内すること。北京留学を考えている人のお役に立つことを今後の目標としたい。

漢陽大学(韓国)経済学部(2016年度夏参加)

私はこの海外語学講座で海外に初めて行きました。今まで20年間日本で暮らしてきて日本は素晴らしい国だと思っていましたが、大学生になってから外の世界も知ってみたいという 興味をもつようになりました。1回生で韓国語を学んで、留学費用も安く済むので韓国に行ってみようと決め、韓国に行く前は楽しみもありましたが生活面や勉強面などの不安もたくさんありました。

空港に着き、タクシーで漢陽大学に向かっている間の景色は今でも忘れません。大きな川沿いを車が走りハングル文字に囲まれ韓国に来た実感が湧いてきました。初日から街に出てサムギョプサルをご馳走してもらいました。 毎日外食をして、他にもさまざまな料理をたくさん食べましたが韓国料理は量が多いがとても安く美味しい。そしてどんな料理も辛く必ずキムチが出てくることに一番驚きました。 基本的に毎日の生活は朝9時から13時まで 語学学習をして昼からは自由行動が多くさまざまな所に連れて行ってもらいました。MBC、SMタウン、ロッテワールドなどの観光地や美味しいお店に行ったり、楽しくて幸せな日々を過ごせたのは現地の大学生たちのトウミ という大きな存在がいてくれたからだと思います。彼らがいなければネットで調べて出てくる有名なお店や場所に行くことしかできなかったが毎日いろんなお店でさまざまな料理を食べさせてくれました。時々日本食が食べたいと 思うこともありましたが、韓国料理に飽きることは決してありませんでした。多くのトウミと友達になれたので、これからもソウルに行ったときには案内してもらい、逆に日本に来た時には私が日本を案内してあげるという関係が でき最高の友達になりました。私は最初韓国語を話す書く聞くのどれも全くできませんでした。しかし周りはすべて韓国語で、話せなくても生活はできるといってもやはりコミュニケーションを取るには話せたほうが良いので少し 困った面もありました。だから日本にいる時よりも韓国語を勉強したいという気持ちになり良い刺激を受けました。時々翻訳機に頼って会話することもあったので単語力をもっと増やして翻訳機なしでも会話ができるようになること が今後の目標です。最後にこの海外語学講座に関わってくれた方々には感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

漢陽大学(韓国)オンラインコース(2022年度夏参加)

授業は全て韓国語で進められ、先生も自分も韓国語しか話さないので、そういう環境が初めてだったこともあり、一回目の授業の時は不安でした。しかし、毎日4時間、そういう環境に身を置くと、自分も聞き取ろうと努力し、慣れていくのでだんだんと先生が説明している韓国語の内容やニュアンスが理解できるようになりました。集中的な留学だったのでわかりやすく自分の語学力も上がり、更に韓国語を伸ばすために復習を自分でたくさん行った結果、韓国語に対する姿勢がとても良くなりました。

今はコロナ禍なので、韓国に実際に留学に行った人々はマスクを着けて授業を受けるため、先生方も微妙な発音の違いを聞き取りづらく訂正が難しいとおしゃっていたので、今回オンラインで留学することが出来て良かったです。

今回初めてオンラインによる海外語学講座に参加して、どのようなものなのかという不安もありましたが、夏休みの3週間の間、有意義に語学を学ぶ時間を過ごせたと思います。先生や他の参加者の人たちと直接会えないという点で、様々な弊害があるかと思いましたが、画面越しでも問題なく先生や他の参加者の皆さんとコミュニケーションを取ることができました。ただ授業をきくだけではなく、先生と外国語で話せる機会も多く、少人数でしたので話しやすかったです。

東義大学(韓国)経済学部(2016年度夏参加)

2日目にクラスを分けるための筆記・口頭試験が実施されます。テストの内容は基本的な内容ばかりで、1年時に学習し た内容がほとんどでした。そして、3日目にAクラス、Bクラス、Cクラスの3つのクラスに分けられます。 私はAクラスで、授業はすべて韓国語でしたが、難しくて分からないということはありませんでした。日本の授業で学習したことに加え、学習していない文法、表現もたくさん勉強しました。チューターは1人につき1人つきます。担当はくじ引きで決めました。チューターの中には日本語ができる人から全くできない人までいました。くじ引きで決めるため、韓国語ができない人と日本語ができない人がペアになることもありました。授業終わりのフリータイムやシティーツアーは基本的にチューターと行動します。

寮は2人1部屋で、事前に大学側の方から決められています。同じ大学同士で同じ部屋でした。部屋はきれいで、暖房は1時間に1回切れますが、つければつくので寒いことはなかったです。シャワールームは日本とちがい、形はユニットバスですがバスタブやカーテンのような仕切りはなかったです。お湯は、他の部屋の人がシャワーを使っているときにのみ出ました。時期的に政治的な心配がある時期であったため、渡韓前はたくさんの心配や不安もありましたが、韓国の人はみんな優しく道やトイレの場所をきけば優しく教えてくれました。街の雰囲気は、とてもよく実際住んでみても住みやすい街だと思います。ソウルに行ったことがないため比較はできませんでしたが、大阪に近い雰囲気でした。街では、日本語を話せる人はあまりいなかったように思います。街に出る際、買い物をするときの韓国語くらいは覚えておいたほうがいいと思います。

私はこれまで韓国人の友達が全くいなく韓国にも行ったことがなかったため、実際に韓国語に触れることがありませんでした。しかし、今回2週間という短い期間ではあったものの、韓国語に触れ続けたことによって、聞き取りの能力は少なからず伸びたと思います。話すことに関しては、個人がどれほど韓国語をしゃべろうとしたかによって成果は異なると思いますが、日本語が上手ではないチューターとコミュニケーションをとることにより、渡韓以前よりはうまく話せるようになったと思います。今回のエリアスタディーズを通して、さらに韓国語への興味、関心が高まったと思います。今後は、授業だけでなく自主的に勉強をし、韓国語の能力を高めたいと思います。また、機会があれば長く韓国に滞在し、日常で韓国語を使う経験をたくさんしたいと考えています。さらに、今回お世話になった韓国人の友人とも続けて交流しいい人間関係を築きたいと思います。