フロンティアサイエンス学部

生命化学科

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生命化学科

研究を学ぶための授業・教育環境

研究者が理想とする環境を追求してこれまでにない学びを実現しています。

最先端の分野にふさわしく、従来の教育プログラムや施設・設備、研究室のあり方などを一新。研究者自身の理想をもとに学びの環境を整えました。学生一人ひとりに専用デスクがある、入学後すぐに専門実験ができるなど、学びたい気持ちを高める仕掛けを用意しているのが特長です。高度な学びを通して、研究者としてはもちろん、将来どの分野に進んでも役立つ能力を育みます。1年次から専門教育は難しいと心配されるかもしれませんが、フォロー体制もしっかり整えているので安心して学べます。

村嶋 貴之 教授 専門分野:有機合成化学
村嶋 貴之 教授
将来のビジョンに合わせて組める 履修プラン
自由に履修プランを組み、
自分の強みとなる専門分野をつくる。

FIRSTでは、自分の強みとなる専門分野の選択に関して、学生が自由に履修プランを設定できる“選択必修方式”を取り入れています。「将来就きたい仕事が決まっているのでそれに関わる科目を中心に学びたい!」そういう学生にとって大変効率良く力を伸ばせるシステムです。また、就きたい職業は決まっているけど、どの科目を履修すれば良いかわからないという場合も、専任教員が個別に相談に乗っています。

将来のビジョンに合わせて組める 履修プラン
知識をつなげる 応用専門科目
2つの専門科目群で
基礎知識と発展的知識の両方を修得。

FIRSTでは2つの専門科目群(基礎専門科目群、応用専門科目群)を設け、研究開発に必要な基盤知識の修得と、応用技術を開発するための発展的知識の修得を両輪で学べるカリキュラムを用意しています。特に発展的知識を学ぶ応用専門科目群では、企業の研究者、医師、弁護士など、その道のスペシャリストや世界の研究開発動向に精通した専門家による講義を聞くことができます。

知識をつなげる 応用専門科目

輝かしい成果を挙げたFIRSTの学生たち。

FIRSTの学生は1年次からの専門実験や研究活動で切磋琢磨しながら成長し、多くは国内外の学会やシンポジウムで研究成果を発表します。写真は、学会やシンポジウムで優秀ポスター賞を受賞したり、学会のハイライト講演へ選出されたり、文部科学省のサイエンス・インカレへ出場するなど、輝かしい成果を残した4年次生です。

輝かしい成果を挙げたFIRSTの学生たち。

研究から学んだ経験を生かす課外授業

学部独自のキャリアセミナー(リード オフ セミナー)
講師の方の実話から理系の職場を実感できます。

リードオフセミナーとは、企業の方や甲南の卒業生を講師にお招きして開催されるセミナーです。大学生活は実験などで忙しく、なかなか社会に目を向けるチャンスがありませんから、企業の研究室で活躍している人の話や、普段の働き方や心がまえなどはすごく参考になります。もちろんエントリーシートの書き方や面接対策といった就職活動についての指導も受けられます。就職に対する考え方が引き締まる、とても貴重な機会ですね。

3年次 髙木武宗さん

3年次 髙木武宗さん
大阪府立北千里高校 出身

学部独自のキャリアセミナー(リード オフ セミナー)
ティーチングアシスタント経験
人に教えることを楽しみながら
自分自身も学んでいけます。

人に教えるのもいい経験になると考え、TA(ティーチングアシスタント)のアルバイトに積極的に応募するようにしています。高校1年生に実験を教えるTAを担当したときには、専門用語が使えないので説明に苦労したこともあります。でも、教えるなかで楽しみながら自分の知識も深まり、いい経験になりました。

ティーチングアシスタント経験
大学祭の企画を協議・提案
苦労も多かったけど、いろいろな
経験を積むことができた。

FIRSTでは毎年、「チームFIRST」として大学祭に出店しています。今年はわたしたちで企画をし、綿菓子屋を出しました。軽い気持ちで引き受けたのですが、やってみると大変。でも、友人や先生方の協力もあって、なんとかやり遂げることができました。人とのつながりの大切さを改めて実感できたと思います。

大学祭の企画を協議・提案

PROFESSOR VOICE

西方教授からのメッセージ

社会に出て自分の知識やスキルを役立てる。
その体験は、大きな学びとなる

西方敬人 教授

西方敬人 教授
専門分野:分子細胞発生学

社会の役に立って、自分の興味も深まる。そんな実践的な学びのために、学生のスキルを生かして企業で働く学部独自のインターンシップや学生主導のワークショップを毎年おこなっています。たとえば、ワークショップでは兵庫県の消費者教育啓発活動などに参加。チームFIRSTを組み、理系の視点と自然科学の知識をもとに効果的な活動方法を探り、一般の方々に発表します。“サイエンス”を生かして社会と接点をもつことは自分の学びにもつながり、また、学生自身が企画・実行・発表まで責任をもって完結させることで、社会人として必要なさまざまな力が身につくのです。

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