知能情報学部

知能情報学科

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知能情報学科

各研究室紹介

教員の研究分野 ゼミテーマ
田中 雅博
教授

人工知能、深層学習、認識

画像センサーを用いた動作認識

森元 勘治
教授

幾何学、トポロジー

ひも結びの数学への初等的入門

若谷 彰良
教授

高速な計算の仕組みと並列処理

高性能計算のためのアクセラレーション技術と並列プログラミング

灘本 明代
教授

AI(人工知能)、データサイエンス、データ工学

SNS解析、感情分析、漫才ロボット(台本生成)

北村 達也
教授

音声科学、音響信号処理

ボイストレーニング支援技術、声優の音声、音響バーチャルリアリティ、漫才ロボット(音声)

田村 祐一
教授

バーチャルリアリティ、可視化

バーチャルリアリティ

小出 武
教授

組合せ最適化、応用数学

最適化によるスケジュール自動立案

関 和広
教授

AI(人工知能)、データサイエンス

テキストアナリティクス

新田 直也
教授

ソフトウェア工学、ソフトウェア解析

ソフトウェア基礎理論、ソフトウェア工学

梅谷 智弘
教授

AIロボット、インフラ点検ロボット、空間知能化

ロボティクス、漫才ロボット(ロボットシステム)

神原 誠之
教授

対話ロボット、XR、自動走行車

ヒューマンロボットインタラクション

山中 仁寛
教授

ヒューマンインタフェース

ユーザ体験と感性を考慮したシステムのデザイン

前田 多章
准教授

脳科学、睡眠健康科学、認知神経心理学

睡眠が記憶に及ぼす影響の心理生理学的実験による評価・分析、睡眠・健康ソリューションの研究開発および生体情報処理技術を用いたその評価

阪本 邦夫
准教授

3次元画像工学、メディアデザイン

3次元画像工学

和田 昌浩
准教授

カオス、複雑系、認証、セキュリティ

カオス、非線形力学

永田 亮
准教授

AI(人工知能)、自然言語処理、計算言語学

試験問題の自動採点、文章の自動生成、対話システム

鎌田 十三郎
准教授

クラウド・エッジコンピューティング

情報通信ネットワーク・大規模情報システムを実現するための基盤技術やプログラミングモデル

奥村 真善美
講師

数値解析、偏微分方程式の構造保存数値解法

微分方程式の数値計算、関数解析

木原 眞紀
講師

暗号理論

秘密計算、認証

ゼミ・研究紹介

ヒューマンインタフェース研究室
山中 仁寛教授

人間の振る舞いからインタフェースをデザイン

人と機械、システムをスムーズにつなぐ、インタフェースを開発する研究を行っています。インタフェースのデザインで最も重要となるのは対象となるユーザーの理解です。ヒューマンセンシングの技術を用いて人の表情や体温、音声などの振る舞いから人の状態や感情を読み取り、ユーザーにとって使いやすく、わかりやすい、さらに使っていて楽しいデザインを探求しています。日々実験を繰り返して、人間を計測しています。人間のあいまいさや、柔軟さを知ることができ、とても楽しく面白いですよ。
人間の振る舞いからインタフェースをデザイン

MESSAGE

実験系の研究活動を通じて、多様な仲間と協働することで培われる良好な人間関係を築くスキルを身につけることができます。
知的情報システム研究室
関 和広教授

AI・データサイエンスで多様なメディアを分析

人のことばをコンピュータで処理する「自然言語処理」や、データからコンピュータが学習する「機械学習」の技術を基に、AIやデータサイエンスに関する研究を行っています。たとえばニュース記事をAIで分析することで、景気の動向を予測することができます。この分野は進歩が早く、新しい技術や機能を自分で調べながら動くシステムとして形にしていく面白さがあります。学んだ知識を総動員して、自分の興味を突き詰めていきましょう。
AI・データサイエンスで多様なメディアを分析

MESSAGE

変化の激しい社会に対応できるよう、新しい情報を収集して身につけ、応用していく力を磨いていきましょう。
ロボティクス研究室
梅谷 智弘教授

自分たちで考えた方法で「もの」を「動かす」喜びを

働く人を手助けするサービスロボットや、ロボットを用いたサービスの開発を行っています。専門の職員からの要望を取り入れた機能をもち、これまで難しいといわれていた場所でも動くロボットが実現すると、サービスを受けられる人が増えることで働くことを支援でき、さまざまな人々にサービスを効果的に提供できるようになります。今と未来の問題を解決することを意識しながら、自分たちが考えた方法で「もの」を「動かす」難しさと喜びを、一緒に楽しんでいきましょう。
自分たちで考えた方法で「もの」を「動かす」喜びを

MESSAGE

多面的な考え方や、ものごとを全体からとらえる習慣を身につけながら、一緒にロボットづくりに挑戦しましょう!
数値解析研究室
奥村 真善美講師

自由な発想で、数理とコンピュータ科学を融合する

微分方程式の数値計算・数値シミュレーションについて研究しています。人口の変化や加熱・冷却による水温の変化など、自然科学や社会科学における現実の問題や現象は、微分方程式を用いて数学の問題として表現されることがあります。複雑な微分方程式になると、解を求めることが難しく、コンピュータの助けが必要な場合があります。コンピュータを用いてどうやって解くのか、解いたときの数学的な保証は何かといったことを主に研究しています。
自由な発想で、数理とコンピュータ科学を融合する

MESSAGE

微分方程式の対象範囲は広く、未来の予測や問題解決にも使えます。自由な発想で研究に挑戦してみましょう。
高度なプログラム言語を、
自在に使いこなす自分に成長

知能情報学部 知能情報学科 4年次 柘植 陽介さん
兵庫県立加古川西高校出身

知能情報学部 知能情報学科 4年次 柘植 陽介さん 兵庫県立加古川西高校出身
Q学部の授業の魅力はどんなところ?
使用言語が段階的に高度になる「プログラミング演習」など、初心者でも学びやすい授業が魅力!自然に基礎が固まるので、3年次にはJavaやPythonを使いこなせる応用力がつきます。楽しく取り組める課題も多く、1年次に初めてProcessingでゲームを完成させた時の達成感は今も忘れられません。
Q現在取り組んでいる研究テーマは?
研究室の仲間と力を合わせて「漫才ロボット」を製作中。台本作りもAIに行わせる画期的な研究で、互いの得意分野を発揮しながら、ひとつのゴールに向かう毎日は本当に刺激的です。進化を続けるAIを身近に感じる中で、めざせる未来の形も明確になり、学びへの意欲がさらに高まりました。
自分がやりたい研究ができる
それが甲南大学志望の決め手に

知能情報学部 知能情報学科 4年次 榎本 佐知子さん
京都府・京都産業大学附属高校出身

知能情報学部 知能情報学科 4年次 榎本 佐知子さん 京都府・京都産業大学附属高校出身
Q甲南大学で学びたいと思った理由は?
他大学で福祉に関係する心理学を専攻していましたが、IT技術を福祉に生かす学びがしたいと考えるようになりました。さまざまな大学の研究を調べ、先生方の論文も読んだ結果、甲南大学の知能情報学部でなら、私が希望する研究に取り組めると確信。高校の数学から独学で猛勉強し、3年次に編入しました。
Qターニングポイントとなった学びの体験は?
甲南大学同窓会チャレンジ基金をいただいて取り組んだ、図書館ロボットの研究です。先輩方の研究を引き継ぎ、蔵書検索機能などを搭載したロボットが公共図書館で使えるかどうかの実証研究に挑戦。ロボティクス・メカトロニクス講演会への論文投稿やポスター発表にもつながり、多くの研究者と交流もできました。
勉強も部活動も、
自分のやりたいことに
積極的に挑戦することで
成長を実感!

知能情報学部 知能情報学科 2年次 林 七実さん
兵庫県立星陵高校出身

知能情報学部 知能情報学科 2年次 林 七実さん 兵庫県立星陵高校出身
Q大学に入学してから成長を感じることは?
オープンキャンパスの理系3学部合同イベントでは、オリジナルのスライドを作成して学部紹介を担当。また、女子陸上競技部での活動実績と1年次の学業との両立でUNIVAS AWARDSの優秀賞も受賞しました。自分から積極的に挑戦したことが認められたことで、自信が深まりました。
Q印象に残っている授業はなんですか?
企画立案からHTMLを使ったホームページ制作まで、4人1組で行った「プロジェクト演習」です。意見をまとめたり、役割分担や工程管理など、リーダーとしての貴重な経験ができました。学部での学びを生かして、女子陸上競技部のホームページの更新や作成にも携わっています。
さまざまな交流や挑戦の中で、
自分のスキルアップを実感

知能情報学部 知能情報学科 3年次 迫田 一希さん
伊丹市立伊丹高校出身

知能情報学部 知能情報学科 3年次 迫田 一希さん 伊丹市立伊丹高校出身
Q知能情報学部の楽しさを教えて!
自分の好きなことを共有できる人がいること。友だちとゲーム作りの話で盛り上がったり、知識豊富な指導主任から実践的なアドバイスをいただいたりと、興味のままに知識を深めています。VRや3Dモデリングをはじめ、授業を通して技術の幅を広げられたのも大きな自信につながりました。また、2年次から参加している競技プログラミングの勉強会のおかげで、作業のスピードや正確性がアップ。自ら情報を収集し、積極的にものづくりに挑む姿勢も養われました。コンテストの優勝や大学院進学など、さまざまな目標に出合えた今、毎日が充実しています。

関連リンク