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社会学科

「社会学」とは、高校の「公民」と関連すると共に、人間を語るための「国語」、 社会を測るための「数学」「物理」でもあります。多様なデータから人々の価値観やライフスタイルを実証的に 明らかにする手法は、世の中の様々な分野で応用されています。

学科の特色

What to
何を学ぶ?
社会学と文化人類学の中から
5つの学問領域を学修。
何を学ぶ?
How to
どう学ぶ?
「社会を読み解き、現場で生かす」
リサーチリテラシーを育成。
どう学ぶ?

特徴的な学び・取り組み

01フィールドワークやデータ分析など社会調査を実体験する「社会調査実践研究」

調査の企画からデータ分析による仮説検証、成果のとりまとめと公表まで、社会調査における一連のプロセスを体験的に学び、その手法を身につけることを目的とした授業です。課題発見能力と情報を整理し分析するチカラを育みます。
フィールドワークやデータ分析など社会調査を実体験する「社会調査実践研究」

02ひとりでも仲間とでも多彩な活動の場「社会学科共同研究室・図書室」

社会学関係の本が並ぶ、アクティブラーニング対応の多目的スペース。学生が自由に使える居場所として、「3Cプラクティス」と「ピア・ラーニング」による主体的な姿勢、他者と協働するチカラを育成する活動の場となっています。
ひとりでも仲間とでも多彩な活動の場「社会学科共同研究室・図書室」

これが甲南の社会学科

中里 英樹 教授
顔の見える関係で社会と文化の多彩な学びとリサーチスキルの積み上げを。
中里 英樹 教授
「甲南社学」の特徴は、1学年100人程度という小規模ながら、社会学と文化人類学の多彩な学問領域を学べるところにあります。学生同士、学生と教員の顔の見える関係の中で、1年次から段階的に関心をもったテーマを深めながら、実践的なリサーチスキルも身につけていきます。

こんな分野の学びも

主な研究分野
● 労働社会学 ● ジェンダーとセクシュアリティの社会学
● 環境社会学 ● 歴史社会学・メディア史
● 文化社会学 ● 家族・人口・働き方の過去・現在・未来
● 都市社会学 ● 地域社会学 ● 文化人類学 ● 計量社会学

POLICY 社会学科で身につく力

  • 1

  • 自ら率先して社会に貢献し、社会人に求められる責任感と倫理観を意識するとともに、
    自らを律し、他者と協調・協働する力。

  • 2

  • 天賦の特性を自ら伸ばして活用する意思と能力。

  • 3

  • 人文科学・自然科学・社会科学に関する基礎的教養、自己の能力・資質を社会生活で
    活用し得る基本的な技能及び自己の健康増進に関する技能。

  • 4

  • 国際的教養に裏付けられた世界に通用する行動力。

  • 5

  • 社会学・人類学の諸分野に関する知識と常識。

  • 6

  • 多様な社会文化現象を読み解き、自らの考えを適切な手段によって表現し、他者に伝える力。

  • 7

  • 的確な問いをたてて問題解決を図る意志と能力。

文学部 社会学科 4年次 永田 陸さん 兵庫県立芦屋高等学校出身 株式会社ダイエー 内定
人の考えを知りたくて学びはじめた社会学。
情報や分析をもとに、世の中をいろいろな視点で
見られるようになった。
4年間を通じて、社会にある諸問題へ興味の幅が広がることで、社会にあふれる情報を鵜呑みにせず、多角的な視点で捉えられるようになりました。将来就く仕事は食品関係の仕事で、世の中に敏感でなければいけないので、今以上に情報リテラシーを高め、適切な選択ができるようになりたいです。
文学部 社会学科 4年次
永田 陸さん
兵庫県立芦屋高等学校出身
株式会社ダイエー 内定
社会学
専門教育
フィールドワーク研究

社会にある事柄から関心のあるテーマをつくり、調査・発表する科目で「コロナ禍における大学生の支出の変化」について研究。同級生からの評価が聞けるので、卒業論文に生かすことができた。

専門教育
計量社会学

大人数のアンケート調査など、データを必要とする調査に対する数学的な分析方法を学習。分析方法への理解度が上がり、卒業論文で行える調査の幅が広がった。

専門教育
社会調査実践研究

「神戸とパン文化」をテーマに、インタビュー調査をしてレポートにまとめる。インタビューを行う際に送る依頼状の書き方など、社会調査の仕方について実践形式で学ぶことができた。

私を彩った教育
正課外教育
横断演習Ⅱ

人の考えを知りたいという、社会学に興味をもったきっかけをテーマに動画を作成して、他学科の学生に発表。聞く側の目線に立って伝え方を考える大切さ、他学科の人たちの考え方を知ることができた。

正課外教育
カヌークラブのボランティア

学業と並行して、高校生の時に通っていた地元のカヌークラブにコーチとして参加。練習メニューや達成計画の作成なども行うことで、生徒が理解しやすい伝え方やモチベーションの上げ方が身についた。

正課外教育
海外の大学生へのプレゼンテーション

ゼミの課外活動で、関西弁を学ぶアメリカのフィンドレー大学生に関西弁についてグループで発表。英語を使ったプレゼンテーションを経験できたこと、グループで話し合いながら発表準備を進められたことが良かった。

4年間のステップアップ

1年次
研究や調査などの基礎となる科目、パソコンの基本的な操作、興味のあった心理学などを学ぶ。
2年次
「社会心理学」、「メディア文化論」、「環境社会論」などから、社会学に関する様々な情報をインプット。簿記の勉強にも取り組む。
3年次
2年次に学んだ社会学の知識を生かして、社会調査やフィールドワークを行う科目を中心に履修する。
4年次
就職活動と並行して卒業論文に取り組む。テーマは「就活セクシズム」で男女らしさの押しつけについて調査研究を行う。

教員免許と各種の資格

学部の専門性に応じ、必要な科目を履修することで、在学中にめざせる資格はさまざま。教員をめざす学生には教職教育センター、学校ボランティア・インターンシップの紹介や、教員採用試験対策プログラムなどを用意して、手厚くサポートしています。希望者には小学校の教員免許取得プログラムもあります。
教員免許(中学) 中学校教諭一種免許
(社会)
教員免許(高校) 高等学校教諭一種免許
(公民)
資格 社会調査士
その他 司書
司書教諭

関連リンク