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  • DEPARTMENT OF SOCIOLOGY
社会学科
日常生活から国際社会までフィールドは無限大。
調査データから社会と文化の意味を解明し、発信する。

「社会学」とは、高校の「公民」「現代社会」と関連するとともに、人間を語るための「国語」、社会を測るための「数学」「物理」でもあります。多様なデータから人々の価値観やライフスタイルを実証的に明らかにする手法は、世の中のさまざまな分野で応用されています。

POLICY 社会学科で身につく力

  • 1

  • 自ら率先して社会に貢献し、社会人に求められる責任感と倫理観を意識するとともに、
    自らを律し、他者と協調・協働する力。

  • 2

  • 天賦の特性を自ら伸ばして活用する意思と能力。

  • 3

  • 人文科学・自然科学・社会科学に関する基礎的教養、自己の能力・資質を社会生活で
    活用し得る基本的な技能及び自己の健康増進に関する技能。

  • 4

  • 国際的教養に裏付けられた世界に通用する行動力。

  • 5

  • 社会学・人類学の諸分野に関する知識と常識。

  • 6

  • 多様な社会文化現象を読み解き、自らの考えを適切な手段によって表現し、他者に伝える力。

  • 7

  • 的確な問いをたてて問題解決を図る意志と能力。

川崎 雷雅さん 4年次 兵庫 姫路市立琴丘高等学校出身
人生初のインタビューで体感したのは、
相手の立場に立つことの重要性。
貧困や高齢化等の社会問題に興味があり、地域活性化に貢献したいと考えていたため、社会学科へ進学しました。「社会調査実践研究」ではインタビュー調査に取り組み、対話を通じた理解の重要性を実感。より良いインタビューのためには、相手が伝えたい内容を理解するだけでなく、自分の聞きたい内容を相手に理解してもらうことが大切であると知りました。相手の立場を考え、相互理解を意識することで、就職活動もスムーズに進められたと思います。将来的には、対話を大切にしながら地域住民のニーズを汲み取り、地元の憩いの場を作るのが目標です。
川崎 雷雅さん 4年次
兵庫 姫路市立琴丘高等学校出身
Methods

成長を引き出す甲南大学の教育
社会調査実践研究

フィールドワークやデータ分析等社会調査を実体験。

調査の企画からデータ分析による仮説検証、成果のとりまとめと公表まで、社会調査における一連のプロセスを体験的に学び、その手法を身につけることを目的とした授業です。担当教員の設定した大きなテーマに沿い、学生自身で調査テーマを設定します。自ら構築した仮説に基づき、観察調査、インタビュー調査等のフィールドワークやアンケート調査でデータを収集。それらを自分なりの観点で分析します。主体的な活動を通じて、課題発見能力と情報を整理し分析する力を育みます。

PICK UP

文化人類学

人類が持つ普遍性と多様性を理解する。

わたしたち人間は生物として普遍的な特徴を共有しながらも、異なる生存環境にあわせて多様な習慣を発展させてきました。生業や衣食住等のさまざまな観点から、普遍性と個々の社会にみられる多様性を分析するのが文化人類学です。蓄積された調査報告データを紐解き、異なる価値観や習慣の背景にある文化の違いを認識。グローバリゼーションが進展し、国境を越えた人々の交流が活発化する現代に必要な異文化理解の姿勢を身につけます。

教員免許と各種の資格

学部の専門性に応じ、必要な科目を履修することで、在学中にめざせる資格はさまざま。教員をめざす学生には教職教育センター、学校ボランティア・インターンシップの紹介や、教員採用試験対策プログラムなどを用意して、手厚くサポートしています。希望者には小学校の教員免許取得プログラムもあります。
教員免許(中学) 中学校教諭一種免許
(社会)
教員免許(高校) 高等学校教諭一種免許
(公民)
資格 社会調査士
その他 司書
司書教諭

関連リンク

 

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