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人間科学科

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  • DEPARTMENT OF HUMAN SCIENCES
人間科学科

心理学、哲学、芸術学の知を関連づけながら、 理論と実践の両面から「人間とは何か」を探究する学科です。

学科の特色

What to
何を学ぶ?
3つの分野の連携による
ユニークなカリキュラム構成、
広い視野からの人間理解。
何を学ぶ?
How to
どう学ぶ?
3つの分野のいずれかに
重きを置きながら、
基礎から専門へと段階的に
学んでいきます。
どう学ぶ?

特徴的な学び・取り組み

01心理地域援助

ボランティアで心理的実践を行う授業です。地域の小・中学校での発達支援や適応指導教室での心理支援、学内の子育て支援活動に参加する中で、心理学への理解を深め、実践的感覚を身につけます。
心理地域援助

02博物館学芸員養成課程

博物館の専門職である学芸員の国家資格を取得します。美術領域コースでは、展覧会企画や現場実習を通じて、資格取得を目指します。チームで目標を達成する実践的スキルも身につきます。歴史文化領域コース、環境領域コースも選択できます。
博物館学芸員養成課程

これが甲南の人間科学科

西尾 千尋 講師
フィールドで問いを探す楽しさを知ろう。
西尾 千尋 講師
人間とは何かを問うには、先行研究を知ると共に実際に人と関わる経験も大事です。私の研究では、保育園での観察や親子向け企画などでいろいろな方と関わる機会が多く、そこでの疑問から研究を立ち上げます。一緒にフィールドに出て、オリジナルな問いを見つけましょう。

こんな分野の学びも

主な研究分野
● 臨床心理学 ● 社会心理学 ● 発達心理学
● 認知心理学 ● 教育心理学 ● 哲学
● 倫理学 ● 現代思想 ● 芸術学 ● 美術史
● 文芸理論 ● 博物館学 ● トラウマ
● 偏見と差別 ● スクールカウンセラー
● 感情 ● 親子関係 ● アフォーダンス
● ジェンダー ● 死生学 ● 文化と自然
● 映画 ● 現代アート

POLICY 人間科学科で身につく力

  • 1

  • 自ら率先して社会に貢献し、社会人に求められる責任感と倫理観を意識するとともに、
    自らを律し、他者と協調・協働する力。

  • 2

  • 天賦の特性を自ら伸ばして活用する意思と能力。

  • 3

  • 人文科学・自然科学・社会科学に関する基礎的教養、自己の能力・資質を社会生活で
    活用し得る基本的な技能及び自己の健康増進に関する技能。

  • 4

  • 世界に通用する国際教養力。

  • 5

  • 各専門領域(心理学分野、哲学・芸術学分野)において研究、実践、表現等を行う能力。

  • 6

  • 自らの考えを適切な手段によって表現し、他者に伝える力。

  • 7

  • 的確な問いをたてて、時代性・地域性をふまえて問題解決を図る意思と能力。

文学部 人間科学科 4年次 草地 栄紀さん 神戸市立葺合高等学校出身 神戸大学大学院 人文学研究科文化構造専攻哲学 進学
哲学や思想という、時に理解できない学問から、
勉強することの楽しさをさらに知ることができた。
専門は哲学で、卒業後は大学院へ進学します。元々興味のあった専門の学びはもちろん、それ以外の学び、本を読むことや課外活動も全て進学するための土台になっていると思います。
これからも自分の求める場を作りつつ、そこに捉われない幅広い活動をしていきたいです。
文学部 人間科学科 4年次
草地 栄紀さん
神戸市立葺合高等学校出身
神戸大学大学院
人文学研究科文化構造専攻哲学 進学
人間科学
専門教育
現代思想

哲学・思想の中でも1900年以降のドイツとフランスの動向を追う授業。難解な内容だったが、「人間って、社会って分からない。でも考えることって楽しい」という感情が芽生え、大学院を目指すきっかけになった。

専門教育
現代芸術研究

モダニズムの芸術がポストモダン化していく過程を学ぶ。まさに「理解できない芸術」について少しでも歩み寄ることができ、芸術を勉強する上で湧いてくる疑問に答える手引きをここで学べた。

専門教育
西洋古典文化論

芸術、哲学、心理学を学ぶ上で規範になる古典、特にギリシア三大悲劇詩人の作品に触れる。2000年以上前の人間が作った物語なのに完成度が高く、今読むことに価値があった。

私を彩った教育
全学共通教育
現代都市論

社会科学系の学問で、1900年以降に出現した現代の都市を、様々な理論や実地の調査に基づいた資料から分析。専門に学ぶ哲学や思想とは違ったアプローチの内容で、学問の多様さを実感した。

正課外教育
映画研究会

ほとんど活動していなかったサークルを友人5人と立て直す。映画の知識が増えると共に、組織をまとめる能力も身についた。また普段は観ない映画を、みんなで観ることで新たな発見があった。

正課外教育
読書会

ブックカフェによく集まる人で結成された有志の会。自分の専門外の知識が飛び交い、それを知り、刺激され、物事を全く新しい観点から見ることができる場だった。

4年間のステップアップ

1年次
コロナ禍でオンライン講義がメインだったため、自宅での学習が中心に。本や映画、漫画などを積極的に読むことで興味を広げた。
2年次
サブカルチャー研究や映像表現研究など、好奇心に従って、自分の好きな授業を履修。勉強の楽しさを知った。
3年次
専門の科目が増え、芸術系のゼミに所属。研究がどのようなものか理解を深めながら、大学院進学にむけて勉強に励む。
4年次
哲学が専門のゼミに所属して、西洋哲学史をいろいろ読み、英語やドイツ語も学んで、知識を深める。哲学者L.ウィトゲンシュタインの言語哲学というテーマで卒業研究に取り組む。

教員免許と各種の資格

学部の専門性に応じ、必要な科目を履修することで、在学中にめざせる資格はさまざま。教員をめざす学生には教職教育センター、学校ボランティア・インターンシップの紹介や、教員採用試験対策プログラムなどを用意して、手厚くサポートしています。希望者には小学校の教員免許取得プログラムもあります。
教員免許(中学) 中学校教諭一種免許(社会)
教員免許(高校) 高等学校教諭一種免許
(地理歴史/公民)
資格 博物館学芸員/認定心理士/認定心理士(心理調査)
その他 司書
司書教諭

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