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地学研究室

貝形虫

林 慶一 教授・博士(理学)他に非常勤4名

科学分野では地質学・古生物学が専門.現在,貝形虫(右の写真)の化石の研究,とりわけ白亜紀の非海生の貝形虫化石による地層の年代論や古環境を研究しています。
教育分野では地学教育・理科教育学が専門です。化石化作用の教材化や河川学習の転換の研究もしています。

  • STUDY01
  • 地層の年代決定

地層の年代決定

恐竜化石の産出で有名になった兵庫県篠山市の「篠山層群」と呼ばれる地層は1億4000万年前の地層と考えられていましたが、右の写真の貝形虫化石やカイエビ化石と、ジルコンという鉱物中の放射性元素を利用した年代測定(フィツション・トラック法)で,従来考えられていたよりも3千万年以上も新しい1億600万年前のものであることを明らかにしました。(2010年、東京学芸大学 松川正樹教授、中国南京地質古生物学研究所 陳 丕基博士、島根大学、大平寛人博士らとの共同研究)

  • STUDY02
  • 河川の作用の解明

河川の作用の解明

河川の水の流れの三次元的な構造とその時間的な変動の実態は,意外にもこれまでよくわかっていませんでした。
理学系としては全国の大学で初めて、任意の場所での瞬間的な流速を計測できる電磁流速計を導入して,上図のような複雑な流れの様子を解明しました。
また、これを扱う小学校理科の内容の改善に取り組んでいます(図は、福岡市、山下浩之先生との共同研究)。

河川上流部の粗粒堆積物

また,従来は流水の作用によると説明されてきた河川上流部の粗粒堆積物が、ある粒径以上のものはほとんど土石流・斜面崩壊によるものであることを実証する研究を行っています(2007年〜)。 左は調査を行っている、2011年9月の台風12号がもたらした観測史上最大の豪雨で紀伊半島で発生した土石流の一つ。

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